カフェラッテより、カプチーノが好き!
先日、お気に入りのMyアコースティックギターの弦高が高くなりすぎて、調整したいと思い、購入元(新宿のギターショップ)に重い思いをして、持って行きました。すぐに店員さんが診てくれて、簡単に調整してくれました。(正味5分)単にネックが反りすぎてしまってただけだと。。。
最近、弦交換は自分でできるようになりましたが、まだギターいじりはできるほどの知識がありません。今回はまた一つ勉強になりました。
どうも、あすも院長です。
さて、今回はブックレビューなのですが、トピックが「睡眠」です。当院にも、寝つきが悪いとか、不眠で悩む方がいらっしゃるのですが、どのように改善していくのが良いのかを考えながら日々治療に臨んでいます。不眠症については追々発信していこうと思っていますが、その前にまず良質な睡眠!これについて描かれている本を手にしたので紹介したいと思います。
情報量が多い内容となっているので、1回で紹介するのは難しいため、抜粋して何回かに分けて紹介していきたいと思います。
スタンフォード式 最高の睡眠
著者 西野精治(スタンフォード大学医学部精神科教授)
初版発行 2017.3.5
スタンフォード大学睡眠研究所は世界で最も睡眠研究が進んでいる施設であって、著者は1987年に渡米し、その施設に所属しています。以来、今日まで睡眠研究を続けてこられている、まさに睡眠の専門家です。
余談になりますが、私も北カリフォルニアに留学中、スタンフォード大学のキャンパスへ訪れたことがあります。サンフランシスコ市内から カルトレイン(列車)にのって、パロアルト(Palo Alto)駅で下車。のどかな学園都市でした。医学部は有名で、日本から勉強しにくるドクターが結構いるイメージです。
スタンフォード大学と UCバークレーはライバル校同士で、よくアメフトなどの試合で両者は盛り上がってました。早慶戦みたいな感じ。私はバークレー(Berkeley)という街に住んでいたので、スタンフォード大学には特別な思いはありませんが、アメフトがあまり興味なかったのでどちらも特に応援してませんでしたね。。。
さておき・・・
この本の読みやすいところは、プロローグ(まえがき)でざっくりと概要を伝えてから、0章〜5章(全6章)で細かな内容を説明している点です。プロローグを読んだだけでも、知識としては意味があるけど、その知識の根拠を各章で追っていくとより睡眠への理解度が増します。
とりあえず、この本の最大のメッセージはこれに尽きると思います。
「90分の黄金法則」
睡眠の質は、眠り始めの90分で決まる!ということ。
アメリカのエグゼクティブ、成功しているビジネスパーソンやトップアスリートなど成果を出す人達は、ことさら睡眠の質を大事にしているということで、どのように質の良い睡眠をとることができるのか?それが、この「最初の90分」をしっかり深く眠ることなのであるという。
ただ単に、90分と言っていますが、これを理解する上で、眠りには、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」というものがあるということを知っておく必要があります。
ノンレム睡眠とは、「脳も体も眠っている睡眠」
レム睡眠とは、「脳が起きていて体が眠っている睡眠」
寝ついてすぐに訪れるのが、ノンレム睡眠。
とりわけ最初の90分間のノンレム睡眠は、睡眠全体の中で最も深い眠りである。
そして、入眠後およそ90分後に訪れのが、レム睡眠。
レム=REM とは(Rapid Eye Movement : 急速眼球運動)の略。
閉じたまぶたの下で眼球が素早く動く状態で、レム睡眠時には急速眼球運動が起きる。
このタイミングで、割と現実的な夢を見たりする。
この「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」は明け方までには4〜5回繰り返し現れ、明け方になるとレム睡眠が現れる時間が長くなります。
睡眠の質を高める上で、最初の90分をより深い眠りにしたい理由があります。その一つは、成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯だから。
成長ホルモンはもちろん子供の成長に促すホルモンですが、大人にとっても重要です。細胞の増殖や正常な代謝を促進させる働きをもっており、アンチエイジングに効果があります。
最初の90分=ゴールデンタイムの質を高めると、すっきりした朝が迎えられ、昼間の眠気も消える。しっかり寝たはずなのに、疲れたとれないといったこともなくなるようです。
この「90分の黄金法則」の質を上げるためにはどうしたら良いのか?それは続きのブログにて・・・
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