チョコレートシェイクより、ストロベリーシェイクが好き!

どうも、あすも院長です。

最近、頭痛や首のコリで来院される方が多いです。急に寒くなってきたこともありますが、多くの方は慢性的な症状で悩まされているようです。多くは、デスクワークの方にみられるのですが、一概にそれだけが原因でもなさそうです。

目の疲れ、首肩のコリや痛み、頭痛や不眠など。。。

これらはコンピュータ作業やスマートフォン、タブレットなどの普及に伴い、急激に増えている症状です。医学的には、VDT(Visual Display Terminal)症候群などと呼ばれています。

デスクワーク時の姿勢や目の使いすぎによって、首の後ろの部分にコリを覚え、慢性化することが多いようです。また目や首肩まわりに起こる症状だけでなく、全身的・精神的な問題にまで発展することもあるので、ひどくなる前に対処は必要です。

首の後ろの筋肉と言っていますが、解剖学的には「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」などという名称で集約されたりします。

臨床的には、
「大後頭直筋(だいこうとうちょくきん)」と「下頭斜筋(かとうしゃきん)」へのアプローチが重要なので、これらについて少しまとめます。
(知ってる方、興味のない方は飛ばし読みを!)

解剖学の豆知識

【大後頭直筋】 
起始 軸椎(第2頚椎)棘突起
停止 下項線の中間1/3
作用 (1)両側の収縮で後屈 (2)片側の収縮で同側に回旋
神経支配 第1頚神経後枝

大後頭直筋のイメージ

【下頭斜筋】
起始 軸椎(第2頚椎)棘突起
停止 環椎(第1頚椎)横突起
作用 (1)両側の収縮で後屈 (2)片側の収縮で同側に回旋
神経支配 第1頚神経後枝

下頭斜筋のイメージ

東洋医学(ツボ)で表現すれば、天柱・風池・完骨あたりになります。

より専門的な話にはなりますが、
ひとつ触れておきたいのは、筋の支配神経である第1頚神経の後枝は、眼神経(三叉神経第1枝)と脊髄内でつながっていることです。つまり、これらの筋が緊張することで目の奥の痛みなどが発症したりするというわけなのです。(目と首の関係性)

あまり難しいことばかり述べても、おもしろくないので特集されたテレビ番組のサイトを貼っておきます。コリ解消のためのストレッチが紹介されています。
▶︎ ガッテン!

鍼治療がなぜ効果的なのか?

ストレッチで解消するコリでしたらいいのですが、症状の程度によってはなかなか治りづらいものでもあります。そこで鍼灸師である私としては、鍼治療のススメになるわけですが、後頭下筋群は深い部分にあるため、鍼が深い部分へのアプローチが行えるというアドバンテージを使わない手はありません。筋の血行をよくして、痛みを和らげ、自律神経系にも働きかけることで症状の改善を得られるということです。

当院にも、このような症状の方が多く来院され、鍼治療による効果を実感される方が多いようです。ぜひお悩みの方は、ご相談ください。

後頭下筋群を鍼でよくして、ハッピーライフを送ろう!

こりや痛みの症状が取れると、必ず人生が上向きになります。
なぜならば・・・

① 仕事のパフォーマンスが上がる
 集中力が上がるので仕事がはかどり、いいアイデアも生まれやすくなります。接客も痛みが気にならなければ、嫌な顔をせずに笑顔で行えます。

② 頭痛が治ると、良く眠れる
 寝つきや寝起きが良くなり、毎朝を迎えるのが楽しくなります。不眠の解消にもつながり、気持ちにゆとりができ、おおらかになれます。

③ 精神的な安定が得られて、外交的で積極的になれる
 こりや痛みの解消は、自律神経の調整につながります。気持ちが安定することで、より積極的になれますし、アクティブに活動できるようになります!


いかがでしたでしょうか? たかがコリ、されどコリ。放っておいてもいいことはありません。同じ症状で悩んでいる方々の参考になれば幸いです。

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あすもはりきゅう整骨院