タバスコより、マリーシャープスが好き!

どうも、辛いの大好き あすも院長です。

やっぱりお酒を飲みすぎた日は、夜中に目が覚めてしまって熟眠できませんね。
昨日は、夕方からスポーツバーでラグビー見てたのですが、ついついゲームに熱中しながら、お酒も飲みすぎてしまい・・・ 
寝つきは良かったものの夜中に目がすっきり冴えてしまい、また眠りにつくまでに1時間以上かかりました。一緒に寝ていた息子の寝顔を隣で眺めながら「子供ってなんて健康な生き物なんだろうか?」と、暗い寝室でただただ自省するばかりでした...
深酒すると、睡眠薬と同じで、きちんとした睡眠がとれてないって皆さんは知っていますか?

さて、今回は図書の紹介。巷では「とんでも本」などと呼ばれたりもしてますが、そんな著者は自身が医師。自身をキチガイと称し、現在の日本の医療に懐疑的な考えを持ち、本当の安全とか健康とか医療とは何か?を世に警鐘を鳴らす数少ない人物です。

著書:『睡眠薬中毒 』 効かなくなってもやめられない
著者: 内海聡(うつみさとる)

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大方、本のタイトルからして察することはできますが、簡単に言えば

睡眠薬は百害あって一利なし。どんな睡眠薬も違法ドラッグとなんら変わりはなく、飲み始めたら止められない常習性を持つということ。結果として、うつ病、自殺、中毒死、肝障害、脳卒中、がんなどのリスクを高めたりする。

といったところでしょう。

特に睡眠薬に限らぬことだけど、日本人ほど薬の大好きな国民は他にいない。何かあればすぐ医者へ行き、医者のいいなりに処方された薬を飲み始め、効き目が弱ければ、もっと強い薬を出してもらい、止めれば不安だから無くなれば再びもらいに病院へ行く。

薬というものが身体にいい作用だけしていれば良いが、効く薬には副作用が必ずある。「副作用」という言葉は、医療機関や製薬会社にとっては都合の良い言葉でしかなく、本来薬には様々な作用があるわけで、良い作用もあれば悪い作用もある。効果が強ければ、その分 身体にとって有害な働きも強くなるということを理解しておく必要がある。これと同時にワクチンの問題などがあるが、それは後日書きたいと思う。

とにかく、日本人は薬がないと生きていけないほど薬漬けの国民であるということ。そして、この睡眠薬こそ最たるものだということに日本人(まさに睡眠薬を飲み続けている人たち)が気づくべきだということを著者は言っている。

先にも述べたが、睡眠薬は違法ドラッグなどと比べても脳への作用する点では同じで、作用する物質の違い、効果の大小、作用時間の長短の違いでしかない。

そして、睡眠薬は無理やり脳を鎮静させて、いわば麻酔をかけるようなものと同じなので、自然な睡眠と同じ様な「脳の休息」は得られていない。これは先に述べた、アルコールも同じ。睡眠薬には、レム睡眠もノンレム睡眠もないということ。

また著者は、簡単に睡眠薬を処方する医者たちへの苦言も呈している。不眠症患者、うつ病患者を増やしているのは、紛れもなく医者だということ。

後半には、どのように薬を減らして、止めていくかの方法も提案している。

①食べ物
②電磁波
③呼吸の仕方
④昼間の活動性

詳細は、ぜひ本書を読んでほしいと思います。おそらくこの本を読もうと思う人は不眠で悩む人や、すでに睡眠薬に浸かっている人かもしれません。

碑文谷公園の犬「リンちゃん」昼寝中!

著者はおわりに、結局 薬漬けからの脱却は患者自身が「なぜ睡眠薬はダメなのか」に気づき、後悔・反省をして、意識を改善しなければならないと言っています。

当院にも、不眠を主訴に鍼灸治療を受ける患者さまが来ますが、やはり睡眠薬に頼っている状態での改善は、治療成績も上がりづらく感じることがあります。

当院では、自律神経の調整(はり治療)と、不眠に効果的なツボへのお灸をセットで行い、あるいは肩こりなどのある方には、ほぐしたりもします。

ただし、著者の言う通りで、私も根本的な解決方法は食事や生活習慣などからだと思っています。何かわからないことがあれば、ぜひ当院へご相談ください。

品川駅徒歩5分
あすもはりきゅう整骨院